２０１６年１２月の２４日～２６日、全教主催の 「未来をひらくプロジェクト」ゆいま～る に参加してきました！！沖縄の過去・現在・未来を学び交流して語り合い、参加したみんなが成長した取り組みになりました。

参加者の感想より

■私は、今回のツアーに参加して、沖縄について「何も知らなかった」ことに気が付けました。これこそが一番の収穫であったと感じています。
■目で見たこと、耳で聞いたこと、体験者の方々のお話、すべてがフィクションではなく、現実で起きているものであり、沖縄の地で起きている問題が初めて身近な話に聞こえてきました。
■綺麗な海にはどうしても似合わないアメリカ基地を仕切るための冷たいフェンスや、小学校や家々のど真ん中にあるアメリカ基地、そこにとまる不気味な形をしたオスプレイ。反対する住民や、抵抗する民間の声は、本土に届くことなく、さらにはメディアによって形を変えられてしまう現実。悲しさや、怒り、いろいろな感情が芽生えました。

■今まで私は政治のことや社会の問題を口にはしないようにしていました。私には、知識がなさすぎると、意識が低すぎると感じていたからです。でも今回の経験は、一人でも多くの人に伝えていきます。私が口を閉ざすことは、沖縄の問題に意識を向ける誰かを失うことだからです。私も今回のことはきっかけであり、ここから勉強をしていきます。私の経験が誰かのきっかけになってほしいとも思います。
■音楽の話や仕事の話、恋愛の話や家族の話をすると同じように沖縄の問題や政治の話ができる世の中にしたいと強く感じました。

「ゆいま～る」行程

１２月２４日(土)

全体会
・講演：「沖縄から憲法を考える」　講師：三上　知恵
・トーク：沖縄の青年と青年教職員と三上知恵さん

１２月２５日(日)

愛楽園（国立療養所沖縄愛楽園）
・沖縄愛楽園交流会館
・愛楽園内を移動しながら下地さんから解説を受ける

東村高江　N１ゲート前

大浦湾

１２月２６日(月)

宮前小学校（1959年6月30日10時40分ごろ米軍のジェット機が墜落）
・旧石川庁舎でNPO法人石川・宮森六三〇会の方から当時の話
・宮前小学校

旧具志川市昆布
・昆布土地を守る会のお話を聞く

嘉手納基地
・道の駅より基地を見る

嘉数高台
・京都の塔、普天間基地など見る

不屈館
・瀬長亀次郎と民衆資料について学ぶ