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大阪府教育委員会 中原教育長、教育委員にパワハラ

2014.10.30

 10月29日に開催された教育委員会会議で、中原教育長が、他の教育委員に対し「パワハラ」行為を行っていたことが明らかになりました。
 午後 1時半から始まった教育委員会会議では、「認定こども園」の定員に関する条例案(野党の猛反発で松井知事が当初提案を撤回し10月28日の未明に可決)に ついて議論が行われ、9月19日に行われた教育委員の非公式会議の経過が問題となりました。これに関わって、教育委員の立川さおり氏(キャリアコンサルタ ント)は、別掲のメモを配布し、読み上げました。その内容は、議会で答弁を求められた場合の(立川氏の)答弁内容について、中原氏が変更を迫った際のやり とりであり、事実であれば、パワハラ以外の何ものでもありません。
 立川氏は、「自分は公募の委員であり3歳児の母だ。どのようなタイミングであ れ間違っていたら間違っていたと言うべきだ。今回だけでなくメールや電話でも色々言われ、正常な状態で判断できたと言えない」と述べています。議会での答 弁内容を強圧的な態度で変更させようとするなど、あってはならないことです。また、公党の名前を挙げて事実無根の誹謗を行うなども許し難いことです。この ような発言を行ったのが事実であれば、中原教育長は、教育行政のトップとしてきわめて不適格であり、ただちに辞任すべきです。