子どもが主役の卒業式・入学式に

春…新しい旅立ち・出会いの季節。そして、子どもたちの成長・発達を確かめ合い、喜び合う素敵な季節。みんなが喜び合い、祝いあえる卒業式・入学式にしてもらいたいと思います。ところが、教育委員会や校長先生から、卒業式や入学式で「『日の丸』を壇上に掲揚せよ」「『君が代』を式次第に入れ、起立して斉唱せよ」という異常な押しつけがおこなわれています。戦後６５年たった現在においても、「日の丸」・「君が代」の歴史的経緯に照らし、国民の中には、「日の丸」に敬意を示すことや、「君が代」を歌うこと自体が、自らの思想・良心の自由に抵触し、抵抗があると考える人が少なからず存在しています。このような考え方も、憲法１９条の「思想及び良心」に含まれるものとして、憲法上の保護を受けることは当然のことです。そのため生徒や教職員に「日の丸・君が代」を無理に押しつけることは間違っていると思います。ビラのひな形を掲載しますので、民主団体の宣伝等にご活用ください。